第2回 安房地域での認知症診療を考える会

2014年3月27日(木)千葉県館山市の南総文化ホールにて「第2回 安房地域での認知症診療を考える会」が開催されました。医療法人社団慶勝会 理事長 田中耕一が座長を務め、東京医科大学病院 高齢診療科准教授 馬原孝彦先生をお招きし、「高齢者認知症診療の現状と課題」をテーマにご講演いただきました。

安房地域の医療・介護機関の関係者を対象に、日本における認知症対策の現状と課題を取り上げた講演で、会場には50名以上の参加者が集まりました。

講演では具体的な症例を挙げながら、認知症はありふれた病気であると認識し、早期発見と対応可能な環境作りをより一層進めるべきであると述べられました。

講演終了後の質疑応答では、安房地域の医療現場における実情に基づいて意見交換も行われました。また、七浦診療所(南房総市千倉町)院長 田中かつら先生より、地域における認知症対応のネットワーク強化の必要性についてもお話をいただき、講演会は盛況のうちに閉会となりました。